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愛おしい貴方・作品SS集
第4章 ちょっと覗いて見てご覧?(禁断背徳)



(作)「朔夜叔父出番ですよぉー」


(朔)「なんで俺なんだ?」


(作)「だって、サブキャラの中で、投票があった数少ない方ですし‥」


(朔)「季永も入っているだろ?」


(作)「だって‥あっちは偽名だけど主力キャラで‥
とにかく!朔夜叔父様行ってらっしゃーい!!」


(朔)「なんで今回は説明が無いんだ!?」


転送完了‥ではどうぞ。





「全く‥付き合いとは言え、ピアノリサイタルな‥
俺には合わんだろうが‥‥」


仕事上の付き合い‥‥という名目らしい‥‥関連会社主催のピアノリサイタル‥


紀永の奴がああだから、表向きの付き合いは俺の仕事になっちまう。


・・それで承諾したのは俺だが・・・


可愛い甥っ子に頼まれれば、嫌とは言えない俺の性格‥
ついでだから、紀永の娘の御披露目の後見人も引き受けた。



(居眠りで大丈夫か?)


音楽は嫌いでは無いが、ピアノリサイタルという、設えた空間でのクラシックというのは、俺の趣味に合わん。


聞いている振りをして、丁度良く居眠りでもしていれば、時間が潰れるだろうな。


席も、前過ぎず後ろ過ぎず‥
これは絶好のチャンス‥俺はそう思っていた。



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