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第1章 はじめに

官能美というものは、見る側の視点だと思います。

美を意識することなく、感じるままに、思いのままに身を揺らす側の姿を私なりに表現してまいります。


なので、この 裸身 では、身を委ね、悶え、喘ぎ、本能のままに感じ入る 女 を綴ります。


されるままの女

入り込む女

目覚めた女

志願者

ふたつの顔の女

挑発

架空の世界の中で


７人の女の官能を 我が身に重ね、しっとりと、または激しく、あるいは切なく感じることを祈念しています。


女性作者の視点の官能をお楽しみください。