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裸身
第8章 架空の世界の中で
『んふぐぅっ!』

あの激しかった変態野郎が脳裏に蘇る。
決して細くも短くもない、凶器のようなそれが今、あたしの口の中にあり、いよいよ暴れまくろうとしている。


口中を自由自在に突き刺し、えづこうが、『ぐえーっ!』と喉を鳴らそうがお構い無し。

よだれが噴き出し、涙や鼻水も出放題。
体毛が逆毛立ち、全身鳥肌が立つ。


うぐっ!じゅぼっ!じゅぼっ、じゅぼっ、じゅるじゅる…じゅるじゅる…じゅぼっ!じゅぼっ!


頭が真っ白になった。

四つん這いのままでの行為に苦しさを強く感じているのに、下半身が熱くなる感覚に目が廻る。



あたしはこんな無様な格好でありながら、いや、この無様さに酔いしれていく……


夥しい蜜を滴らせ、あたしは失禁寸前になっていた。


口からそれを抜かれ、顎の感覚を失っているあたしの呆けた表情を笑われて、その閉じることを忘れた口にはタオルを噛まされた。
そして、布団の上に四つん這いにさせられた。


手足は肩幅より少し広めに開けられ……

ん!んーっ!
目を見開き、スパークした。


孝太郎の指が、蜜壷を掻き混ぜる。
襞、粘膜を指達が犯していく。

激しく揺れる乳房を掴まれ、尚もその指達は厭らしい音をじゅぼじゅぼ言わせながら止めることはない。

ジャージャー、ピシューッ!と、潮なのか失禁なのかわからない。

とにかくあたしはこうして夜が明けるまで、何度も何度も逝かされ、飛ばされ、口もきけないほど壊されつづけた。


永岡が飴なら孝太郎は鞭。最初はそう思っていたあたし。でも永岡の優しい愛撫は紛れもなく、『焦らし』という名の鞭だった。



『瑠美子、壊れたね?言った通り(笑)』

『………』

『そのかわり、どちらの行為にもすぐに順応出来る躯になったね。一生可愛がってあげようね、瑠美子。』


そしてあたしはこの先ずっと、この二人のドールになる。




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