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第10章 すべてを知っても、嫌いにならないで

君好みの野獣の様な雄

........蘭が、人でひしめき合った場所に移ってくれたおかげで、エロい画像が撮れたよ

まさか、見られてないとでも思ったの？

人で埋め尽くされたなか、１人だけ厭らしい顔して、腰をくねらせて
欲しがってた

君は、本当に淫らだったね

周りの男が蘭のことを、卑猥な目で見てたんだよ
アソコをおっ勃てて

蘭の声が
躰が.....そうさせたんだよ？


ー‥そして君は、野獣の様な男と電車を降りたね

全てを委ねた蘭の躰が......厭らしくて、憎らしかった


......ねぇ、蘭？

俺が嫉妬しないとでも思ったの？

心の中では、相手の男を殴り殺したい位だったんだよ

でも.....

だからね、契約にしたんだ

君を抱くのはー‥１度だけって