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第10章 すべてを知っても、嫌いにならないで

次に用意したのは
近親相姦ものー‥

........俺の兄貴

いくら何でも、驚いたよね？

俺のこと、軽蔑する？

だけど、どうしてもこれは外せなかった

兄貴ね、蘭を初めて紹介した時から
１度でいいから抱きたいって言ってたんだよ

普通、そんな事許す訳ないよね？

でも....俺はそれを赦した
寧ろ、君の事抱いてくれって頼んだ

冗談だろ？って驚いてた兄貴の口元は、緩んでたよ

あの時のシナリオは、全部委ねた

兄貴は......俺が言うのもなんだけど
すげー絶倫で、蘭を壊してしまうんじゃないかって不安だった

......心配しなくても
君は最後までそんな兄貴に、付いてイケてたね
激しく淫らに朝まで


どうしたの、蘭？
困惑してる

.....あぁ、どうして兄貴だけー‥
何度も君を抱けたかってことだよね？

.......それはね
今までの中で最高のものが撮れたから
俺の魂まで揺さぶられる程の、官能的なエロスが、そうさせたんだよ

それに縛られてる君の快感を、悦びを、止めるなんて可哀想だろ？
背徳感に苛まれた蘭は、きっといつも以上に感じてたんだね