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あなた、エロい女でごめんなさい
第12章 あなた、エロい女でごめんなさい
 
 
そう言って旦那は、手にしていたリモコンのスイッチを押した

ウィーーンと重い機械音と共に、部屋の四方のロールスクリーンが持ち上がる

「......なっ!!」

そこに現れたのは、壁に埋め込まれた10台以上のテレビ


........旦那に大事な話があると言われて、この部屋に来たのは数時間前

私は....この前の事を聞かれるのかと思ってた

2人の男に犯されて悦んでセックスに溺れた夜....家に着いたのは、夜中の1時を
回ってた

携帯は壊されてたから、旦那と連絡も取れずに....だから心配してたんだと思う

帰るなり、怒鳴られた

私はとっさにウソをついた

実家のお母さんが倒れて、病院に行ってたって....
その時、凄い動揺してたんだと思う
私の様子が怪しかったからー‥

旦那がその日の事疑って、今日、こんな話し合いをもうけたんだと思ってた

........でも、違ってた

旦那は全てを知ってた......

それにこの部屋


..........ねぇ、あなた
一体、どういう事なの?

教えて?
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