この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛・誘惑なる秘密
第15章 香港ー日本への伝(つて)



「1つでは流石に‥‥
やはり前と同じく、拠点を替えて歩くのが、一番安全ですからね」


確かにあの組は、全面的にCross selsの味方をしていた‥
ですがあれ1ヶ所では回らない、1県に1つとは言いませんが、それなりの数は確保したい。



「あれの大元か、潰した上杉組と同系なんだ‥‥厳しいな、周防のオヤジが首を縦に振るかどうか」


「周防のオヤジ‥‥ですか?」


それは私も初めて聞いた名前、確かオヤジとは組長を指す言葉だった筈。



「中継した組も上杉組も周防の傘下‥
周防一尊(スオウ イッソン)、日本でも3本の指に入る暴力団の元締めだ、日本中大小影響力を持つ‥
俺も会ったのは一度きり、しかも主催のお供だったからな、果して話を聞いてくれるか怪しい限り」


「面倒そうですね、日本の暴力団は‥」


「かなり崩れたが上はまだ礼を重んじる、正式な手順を踏まないと頷く事を良しとしない‥
主催はその手に長けていたが、俺はそれなりなんだ、暴力団の礼儀ってのが合わないと言った方が良いのか?」


「一番知っていそうな本郷さんがダメなら、全員ダメじゃん‥
仁科、日本の暴力団の礼儀って分かる?」


「幾ら私でも流石に分かりません‥
本当に何処かに良い伝はありませんかね?」


八方塞がりでしたか?
正に今の状態を言うんでしょう‥
周防一尊‥‥困りました。


/751ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ