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第15章 香港ｰ日本への伝(つて)

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話はあれで途切れて終わってしまった、そして夕方過ぎから直ぐに調教師としてショーに出るので、昼間の内に宮野さんと食料調達。


「なあなあ美波、此処って観光で有名な九龍城だよなぁ？」


「良く知ってるね宮野さん‥
あ、外ではサザンクロスでね？」


「あっそうだった‥‥
で、九龍の何処に行くのサザンクロス？」


「美味しいお店があるのよ」


「俺って中国語は微妙ーー」


「それは私が話すから大丈夫、後観光エリアだったら、英語も日本語も通じるから‥
でも目当ての屋台は通じるのかな？？」


ミングイさん英語大丈夫？
私は普通に中国語で話していたから、そこまでは気付いてなかったなんて、宮野さんに言えないでしょう？？



「わおっ、裏路地じゃん！
こういう雰囲気好きだな俺」


「私も嫌いじゃないかな？
でも危ないのが玉に傷なの、昼間は大丈夫だと思うけど」


「それって‥‥めっちゃヤバい系！」


「‥‥返り討ちにするよ？」


「強いんだよなー
ドイツでルークに扱かれたんだけど、俺ってあんまり上達しなかったんだよ‥
相変わらず戦闘力低っ！」


「その分を違う事でカバーしているのが、今の宮野さん‥
私でもネットくらいは出来るとは思う、だけど専門的になると無理、そこは宮野さん任せだしね」