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契約的束縛・誘惑なる秘密
第20章 日本ー因果応報



「ですが全て純和風、和室に座布団そして日本料理‥‥
宮野が騒いだ気持ちも分かります」


「だろ――
最近お目にかかって無かったからなぁ、昨日といい今日といい豪華飯なんだから騒ぐって」


「だが座布団は6枚、周防老に磐田も同席だな」


がっつくなよ宮野、そう言おうと思ったんだが、言う前に別口の方が少し早かった。



「・・・その予定だったんだけどな、お前らで好きに食えとよ」


「「「「磐田(さん)!?」」」」


「なんだ揃いも揃ってその顔はよ?
周防老の気遣いだ、素直に食ったらどうだ??
ついでに俺もお前らと一緒は遠慮しとくぜ」


なるほど気を使われた訳だ、それは良いが磐田まで別とは、どういう風が吹いた??



「磐田は一緒と思ったが違うのか」


「ヤバいのと一緒に食えってか?
そんな思いをするんなら、下で若いもんと飯食っている方がマシだ」


「わ――ひでぇ言われよう」


「言われる事はしましたがね」


「まあまあ宮野さんに仁科さんも‥‥
磐田さんの言う通り素直に食べよ?」


磐田は言う事は言ったという態度で、早々に部屋を出ていってしまい、美波の言う通り素直に飯にありつく事に‥‥
料理は旨かったぞ?
流石広島も海産物が豊富だな、オマケにがっつく宮野を見る事にもなったが。


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