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契約的束縛・誘惑なる秘密
第21章 日本ー遺物の秘密とルークの葛藤

∞∞∞∞∞

「アリアンっ!」

仁科さんにアリアンを託されて、私は叫ぶアリアンを思いっきり抱き締めた。
だって伝わるの、アリアンの怯えの感情が、本気で嫌がっているって。

「お願いアリアン落ち着いて、私も仁科さんも居るから、此以上アリアンに触れさせないから」

「ミナミ……
でも、でもっ!
気持ち悪い、悪意の意思が僕の中に入って来て、僕は!!」

「大丈夫、私はアリアンの側に居るよ?
アリアンは私も怖い?」

「ミナミは……怖くない……
ミナミとユウトは僕の味方、僕も2人の味方
だけど誰かが欠片に直接触れられるのは嫌だ、壊された仲間達がみんな同じ事を思ったんだよ、そして壊されて消えてしまったんだ」

「私が守ってあげる、私だけではなく仁科さんもルークも、本郷さんも宮野さんも、みんなアリアンの味方だよ
ほら、ルークと仁科さんが触れた男を捕まえたから、もうアリアンに触れる事なんて出来ないでしょう?」

ドイツに、居城に居た時に少しだけ見たの、アリアンが言う壊されるという事を。
遺物が何か知らない人達が遺物に触れ、アリアンの仲間を次々と壊していった事を私は知っている。
だからこそアリアンは、此処まで拒絶の反応をしめしたって、アリアンの自己防衛なの。

「ユウトとルークが捕まえた、もう僕に触れない?」

「うん、触れさせないから
だから心を落ち着けて、でなければ此処に居る全員がアリアンの力で潰されてしまうの」

「僕の……せい……」


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