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契約的束縛・誘惑なる秘密
第22章 日本ー仮拠点完成

そんな私の考えを、知ってか知らずか、絶妙なタイミングの時に、美波と宮野も私と本郷さんが居る部屋へとやって来た。

「取り敢えず今欲しい物は決まったんだけど、そっちは?」
「事務所自体は残っているようだが、回線が現地に行かなければならん」
「回線?
転送していたってあれ?
そんなの簡単じゃん」
「「「簡単?」」」

私も美波も本郷さんまでもが、宮野の一言に、同じ疑問を返してしまった。
散々と悩んでいて、簡単と言われれば疑問も出ます。

「此処からさ、そのサイトにアクセス、そこから電話回線を拾って此処の誰かの端末に繋ぐ。
って、サイトにアクセス出来てんじゃん、じゃ楽勝ー!」
「……これは宮野に任せるか」
「そうですね。
現地に行かなくとも繋げられるのであればまぁ」

本郷さんが座っていたデスクを開け、宮野が座った途端、目の前の端末を高速で操作し出した。
アメリカで培って来た宮野の技量、ドイツに居た時からふんだんに発揮はされていましたが、こんな事にも対応可能とは。
ですが、これは違法なのでは?

「宮野、あまり足が付くのは……」
「付かなければ良い話!
本当はさ、電話回線の名義があれば、無理矢理入らなくて済むんだけどなぁー」
「ん?あるぞ。
RanPeru社はそのままだ、法人名義の口座も残っている。
これで出来ないか宮野?」
「……それ、先に言ってよ本郷さんっ!」

本郷さんがRanPeru社の情報を持っていた為、宮野は違法行為無く、電話回線の転送に成功。
後は誰を窓口にするか、それもまた問題ですね。

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