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契約的束縛・誘惑なる秘密
第6章 ミュンヘン-調教師と調教者



「英語で大丈夫です本郷さん、私も初めは英語でやってました」


「それだったら大丈夫か、タンザニアも英語だった」


「基本的に共通語だもんなー」


2人共ピアスを付け替えながらも納得したみたい、私は英語でも大変だったんだよ?
それはまあ‥‥仁科さんとの記憶の伝達で、語学の方は殆ど教えて貰った、ちょっとズルいけど、語学力が無い私にはこれが一番早い方法だった。


全員完全に揃えた後は、アパートから歩いて劇場地下のSMクラブへ‥
毎回思うけど、この格好で歩くとかなり目立つ。


私の際どい調教師衣装もそうだけど、格好良い男3人組も目立つの‥
それに前は白シャツ黒服だったんだけど、今は中のYシャツも黒でお洒落感アップ、これで目立たない訳が無い‥‥特に観光客にキャーキャー言われるのが多少辛いかな。


そう思っているのは私だけらしく、3人揃って知らん顔で劇場に到着‥
本来の劇場部分は完全無視し、私達が行くのは劇場1階の隅にある地下への入り口。



「・・話は通っている筈です通りますよ」


「お疲れ様ですゼクスさん、サザンクロスさん‥
アジアからの調教師さん達も‥‥」


先に話していたので、入り口を守るガードの人は気楽に挨拶してくれて簡単に地下に通してくれた。


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