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華の王妃
第2章 離宮の妃

「輝く黄金の髪に抜けるような白い肌。俺を見つめ返す瞳は澄んだ青で
愛らしく俺は一目でそなたを欲した。」


27歳の青年王に12歳の王女。

まだ子供とも言える幼い王女に野心溢れるアトラスはすぐさま結婚を申し込んだ。
新興国とはいえアルゴスは大国だ。小国の王女にはこの上もない良縁だろう。


アトラスは怯えた様子で自分を見る王女の未成熟な肢体を舐めるように見つめる。
あの幼い肢体から衣服を暴いたらさぞや滑らかな肌と膨らみ始めたばかりの
乳房が自分を楽しませてくれるだろうか。


アトラスは豊満で尻の大きな女が好みだがどうやら王女だけは別らしい。
王女を見つめるだけで肢体が熱く滾ってくるのだ。



「あのとき子供のような肢体だったそなたも今はこのように豊かな乳になった。」


「あ・・・ 」


「俺の手の中いっぱいに収まる」




アトラスはまだ12歳の王女に情熱のありったけを注ぎ愛の言葉を囁き
王女の為に国から美しい絹や宝石を贈り続けた。


だが帰国のときを迎えても色よい返事は貰えず幼いという理由で求婚の承諾を
得られなかったのである。














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