この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華の王妃
第8章 女官長

硬いままの王のものがリンダリアの胎にぶつかると王が少しだけ
身じろぐ。


「後宮に行かれてはいかがですか?」


そっと伺うように話すリンダリアに王は深い息を吐くと


「いい。」


と言う。


「でも・・」



こんな風な王とずっと一緒と言うのも辛い。
いつまたリンダリアの身体を求めてくるかと思うとゆっくりと身体を
休めることも出来ないだろう。


本当は事が終われば王とは寝台を別にしたいくらいなのに。
王は朝まで離そうとしないのだ。


前回の妊娠の時も王はしつこいくらいリンダリアを離さなかった。
後宮にはたくさんの美姫たちがいると聞くけれど。


眉を寄せるリンダリアに王はやるせない表情を向けると


「俺はそなたとこうしていたいのだ。そなたを匿うようにして連れてきて
以来、最近やっとそなたを手に入れた実感が湧くようになった。
今だってそなたの方から俺に話しかけてくれるのがどんなに嬉しいか。
可愛く思うかわかるまい。他の女にはこのような気持ちはわかぬのだぞ。」


リンダリアの枕に広がる髪を弄びながら王は嬉し気に話す。


「そなた以外の女はもういらぬわ。」


「子もそなたが大勢産めば良い。」


「大勢の子の父親である俺のことも憎からず思うようなるであろうしな。」



自分勝手な男だ。


愛しいと言いながら大勢産めだなんて。


好きでもない男の子をあんなにも痛い思いをして産めと言うのか。



「だからな、身重のそなたに負担がかからぬよう、その別の方法をしてくれぬか。」



王はリンダリアの手を取ると素早く寛げた前を開けそっと自分の男根へと導いた。



「そなたの手や口で俺のモノを包み込んでくれればいい。」




悍ましい。


リンダリアは黙って言われたとおりに王のモノを手で包み込む。
体内に入れ子種を放たれるよりはましだから。



「っう・・はぁ・・いいぞ。もそっと強く握れ・・・」



荒い息を吐きながら王の男根がリンダリアの手の中で先ほどよりも硬くなっていく。
何の技巧もない拙い動きだけれど愛した女の小さな手は十分なほど快楽を齎し
王を絶頂へと導いた。
















/111ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ