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雨に滲む心
第2章 不器用な背中




黒いスーツを纏ったその背中は語る

決して口にしてはならない想いを

決して悟られてはならない感情を



でもね

私に隠しているつもりなら10年早い

背中に書いてあるのよ

どんな時も

『貴女を愛しています』

そうはっきりと見えるから



その背中に向かって心の中で叫ぶ

こんな気持ち忘れていた

一度目の失敗を経験した時に

もう二度と自分の心には宿らないだろうと

諦めていた

『私も貴方を愛している』



貴方が私の部下でなくなれば

互いの全てを脱ぎ捨てて

心の内を晒け出せるかしら

生まれたままの姿で

抱き合うことができるかしら



想像するの

ただの女として甘い声を上げる私を

想像するの

いつも冷静な顔で私を見下ろす貴方の

情けない表情を

情けない声を



いつか

その背中に寄り添って

素肌の温もりに触れて

貴方の名前を呼ぶの

そうしたらきっと応えてくれる

不器用な背中で





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