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第1章 出会い

はぁ・・・
今日はやけに朝から胸騒ぎがする・・・

この先の俺の人生を変える何かが起きそうな・・・

そんな予感・・・




プルルル・・・


慌ただしく電話が鳴り響く

「はい。平野警察捜査一課谷川です」

嫌な予感・・・

「殺人事件だ」

「場所は？」

「○○区だ！今すぐ来い！」

「はい！」


俺は食べかけていた昼食もそこそこに現場へ向かう

辿り着くとそこは異様な雰囲気が立ち込める



立派な豪邸に大きな駐車場

立ち入り禁止のテープが張られ、近所の住人であろう人達であろう人だかりが出来ていた



そこかしこから
「何？」
「怖いわ」
「子供さんは大丈夫かしら？」
などと声が聞こえてくる

「びっくりしましたわ！訪ねても返事がないものですから・・・まさか・・・こんな事に・・・」

俺は胸元から警察手帳を取り出し現場を守っているであろうビシッとした人物にそれを見せる