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お前がすきでたまらない
第9章 新婚ごっこ?
フッと、彼女と目が合った

「あの・・・」

(しまった!また見とれてた!)

「あっ・・・いや・・・その・・・料理うまいんだな・・・」
「ってか、すまんな。冷蔵庫何もなかったろ?ありがとうな。こんなうまい飯食ったの久々 だったからさ・・・」
と、自分の妄想を書き消すように言い訳する俺


「うふふ・・」
「そんなに喜んで頂けたらうれしいです」

出た!!
必殺!!妖精スマイル!!

すごく嬉しそうに顔を真っ赤にして彼女は俺に微笑んだ


・・・
ってかさぁ・・・
これって・・・いいの??

誰得?
俺得?

みたいなさぁ・・・・
この妖精はもしかして俺の事・・・

と、自分に都合のいい解釈をしてしまう
もうすぐ30歳のイタイ俺が居た・・・

でも、あの必殺妖精スマイルに落ちない男などいるんだろうか?

まじで刑事なしからぬ妄想・・・
妖精スマイル!!半端ねぇ!!



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