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飼っていたペットに飼われています。
第9章 【微裏】 逃がさない(スイ目線)
 やっぱりこの女は嘘つきだ。
 俺が1番だという素振りを見せながら、裏では人間の男に媚を売る。
 あの晩怖がったことを反省していると言いながら、またこんなに震えてる。
「お望み通り、今度は全部食べてやるよ。」
 何処から食べようか? この女の肉はきっと柔らかい。
 白いブラウスの襟元に爪を立てると簡単に破れていく。同じようにその下のキャミソールや下着も引きちぎった。
「ひっ…!」
 剥き出しになった白い身体を慌てて腕で覆っても無駄だ。
 柔らかな膨らみが震えて揺れている。ああ、あの男がしゃぶりついていたそこからにしようか。

 邪魔な細い腕を掴んで、壁に押し付ける。隠れていた桜色の2つの突起が姿を見せ、思わず唾を飲んだ。
 押さえつけていた腕の抵抗が緩んだ。震えながらやっとというように紡いだ声が聞こえた。
「…ごめん…、ごめんね。スイ…。食べていいよ。私のこと、全部…食べていいから…。」
 許可なんて貰わなくても最初からそのつもりだ。髪の毛1本さえ残すつもりはない。黙って命令する。
「脱げ。」
 のろのろと千切れたブラウスや下着から腕を引き抜き、スカートを下ろす様子をじっと見る。力が入らないようでゆっくりだったがストッキングからも足を引き抜いてショーツ1枚になったところで伺うように俺の顔を見てくる。
「全部だよ。」
「うん…。」
 顔を赤く染めながら最後の1枚をそっと脱いだ。
 これから食われるというのによく羞恥心なんて残ってるなと思いながら、生まれたままの彼女の姿をまじまじと見た。

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