この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花の蜜
第2章 出会い
母が亡くなって、あっという間にいろんなことが変わった。

身寄りのない私は、高校を辞め働き始めた。
母と住んでいた、古いが思い出のアパートを出ることだけは、どうしても避けたい蜜香は一生懸命働いた。
働いていれば、悲しさも寂しさも紛らわすことが出来た。

友達も最初は気にかけて家に来てくれたり、電話をくれたりしたがだんだんと学校の話ついていけない蜜香に気を使って段々と減っていった。



蜜香の父は、蜜香が三歳の時に出ていったきり会っていない。
写真も残っておらず、どんな顔だったかも覚えていなかった。

それでも蜜香は寂しくはなかった。いつも明るく、笑顔を絶やすことがなかった母が居たからだ。

母との思い出や、いつもの約束「どんなに辛くても笑顔を忘れないこと」を心で何度も言って、自分自身を励ましていた。


そんな時、職場でお客さんから声をかけられる。

/12ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ