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第1章 息子の友人

「おばさん、今度は僕のを舐めてよ」

ズボンを脱ぎながら、彼が声を弾ませて言った。

もどかしげにブリーフも脱いだ彼の下半身からは巨大な肉棒が突き出していた。

私は内心で驚いていた。

彼のそれは夫のとは比べ物にならない位、長くて太かった。

彼がソファに浅く座り、私はゆっくりと彼の前に正座をした。

『どうすればいいの？』

息子と同い年の若者にそう聞くのも癪だったから、私はほとんど経験のない行為にいきなり挑む事にした。

確かに夫にも同じ行為を求められた事はあったが、私が軽く舌を這わせるとすぐに『もういいよ。出ちゃうから！』と私に押し入って来ていたから、正直、あまり経験がなかったのだ。

髪を耳の後ろに流した私は心を決めて顔を近付けた。

間近で見るそれは、やはり巨大だった。

翔太もそうなのだろうか？

それとも彼だけが特別なのだろうか？

時折、ピクピクと痙攣する男性自身に目を閉じながら舌先を着けた。

熱くて硬かった。

(あなた、許して・・)

心の中で夫に詫びながら、私はゆっくりと舌先を這わせていった。

「おお！最高に気持ちいいや！」

彼が男性自身をビクンビクンと弾ませながら嬉しそうな声を上げた。

それには構わずに私は舌を這わせ続けた。

舌先をツーと右から左へ。或いは下から上へ這わせるだけの単純な行為だった。

「おばさん、今度は口に入れてよ！」

彼が次の要求をしてきた。

「無理よ・・。こんな大きいの口に入る訳ないじゃない」

今度ばかりは私もはっきり拒否した。

無理なものは無理だった。

「じゃ、先っぽだけでもいいからさ」

彼が自分で男性自身を掴んで私に向けながら更に食い下がって来る。

私も夫しか知らないとはいえ、男性の生理は知っていた。

男性は“射精"が全てなのだ。

射精しなければ終わらないし、射精すればそれで終わりなのだ。

彼もまだ射精していないから、確かにこのまでは帰らないだろう。

射精までさせなければ・・

そう思っていた。

だから、私は思い切ってビクンビクン震えている先端を口に含んだ。

そして舌先でチロチロと先端の敏感な部分を舐め、唇で柔らかく包んで顔を前後させた。

全て乏しい知識を総動員しての見よう見まねの行為だった。