この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
some more storys
第15章 及川 菜摘
「昔は、若く見られるというのが…貫禄がないように思えてコンプレックスだったし、スーツは、身嗜みだし、小綺麗にしていたいと思うけど、私服なんてどうでも良かったんだ。私服でどこかに行く機会も少ないし…行くとしても1人か隆行とだから、その、お洒落をする必要もなくて…だけど、その、君と付き合い出してから、2人のスタイルがアンバランスな気がしてね…君はどう思ってた?やっぱり、ダサいと思ってた?」

「…ダサいっていうほど冒険してないでしょう?すごく、無難、ていうか…もう少し若い格好でも似合うんじゃないかな、とは思ってたけど、そういうのも嫌なのかしら、と思って言わなかったの。別に一緒に歩いて恥ずかしいと思うことはなかったし…」

「…なら、これから、並んで恥ずかしくない格好じゃなく、並んで歩きたいと思える服を見繕ってくれない?」

「それが、今日の買い物?」

義隆さんがこくりと頷く。

私も笑って頷き返し、準備したお昼を食べた。
/728ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ