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キスをして
第4章 間宮の受難
「ごめん。今は優しく出来ない」

3本に増やされた指で何度もイってとろとろになった蜜壷が丹念に解されていく。

「はっ‥はぁっ!んくっあっはぁ‥はぁ」

「本当に挿れていい?」

待ち望んだ熱を拒む理由などあるわけもない。

渇いてしまった声を上手く出せなくて握られた手を頬に引き寄せて甲に唇を押し付ける。

嬉しそうにくしゃっと笑う顔が愛おしくなってくる。

服を脱ぎ捨てあてがわれた熱がグチュグチュと音を立て少しずつ馴染ませるようにゆっくりと侵入する。

「はっはっ‥ンン」

「そんなに締めたら挿れられない」

「だ‥って」

額に唇が落とされる。
慈しむように何度も、何度も、

意識が額に向いた瞬間―

「あああっ!!んくっ‥はっ」

体感したことのない衝撃に目の前がチカチカする。

「大丈夫?」

不安気に優しく窺うのにナカに埋まった熱は優しくない。

「あっはぁっ‥ああっ!あっあっぁあっ!」

早くなっていく抽挿と子宮ごと突き上げる激しさに息が引きつる。

「ぁかはぁっ‥んぁっはっはっ…はぁ!」

「ゆっくり息して。もう少し…もう俺もイくからっ」

「あっ!はぁっん!‥あっ!あっ!もぅっらめっっ‥!アッアッぁうっアッぁああああっつ!!」

「――つっはっ」

ナカの圧迫感が和らいで小塚さんの絶頂を感じる。

挿入されたまま抱き締められ流れる汗が顔に掛かる。

「駄目だ‥またしたくなる、でも抜きたくない」

「小塚さん、私‥」

「間宮さんすぐに呼び方戻す!お仕置きにもう一回とか言いたいけど‥時間がない」

あっさりと無くなった熱にちょっと寂しくなりながら意外に引き締まってるなぁとか毛が薄いなぁなんてボーッと見ていたら小塚さんに現実を叩きつけられた。
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