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第2章 許せない筈なのに弐

カラン

ドアに付けているベルが鳴り響き、鳴った方向を見ると亜由美の彼、響君が来て私の姿を確認し

「久し振り。昼休みびっくりしたよ、相談が有るって言った後に泣き出したから。俺で良いならのるよ？」

彼、響君は本当に優しい。

「最近、健一が私と会ってくれないの。もしかしたら、違う彼女が居るかも知れないの。ポロポロ」


涙が出てしまい、声を殺し泣いた私。

「まさか、健一何時も楽しそうにして今日も会うんだって。「それは、浮気相手だよ。私じゃなくて・・・・ﾋｯｸ・・・ｸﾞｽﾞｯ」」