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第28章 100本の薔薇に思いを込めて

隼人のバーの扉を開いた。

「よぉっ！」

「おぉ～！いらっしゃい

久しぶりだなぁ。まぁ、座れよ！」

隼人は、聖夜の様子がおかしいのに気づいていた。

「ありがとう･･･」

「何飲むよ？」

「バーボンなら何でもいいよ。ダブルロックで」

「何があった？お前がバーボンダブルロックで

飲む時は、何かあった時だろ？

聞いて欲しくて来たんだろ？今日は、暇だから

今なら誰もお客居ないし、話し聞くぞ！」

「隼人、お前は何でもお見通しだな？ハハ」

聖夜は、項垂れた。