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第28章 100本の薔薇に思いを込めて

「そうなんだ？」

早く聞いてほしい聖夜は、

気にせず続きを話した。

「引立て役で連れて来たのに

目立ってどうする？とか、

おデブの上におバカだとか、

身の程知らずだとか、用は無くなったから

帰って良いわよ！何て言うのを

化粧室の扉の外で聞いていたんだ。

化粧室から、女王だけが出てきたんだ。

凄いムカついたから、ボロカス言ってやったよ！

あいつの素行有名だろ？

セレブは誰も相手にしないって言ってやったんだ！

そして、お前が、彩香ちゃんの

引立て役だと思ったって言ってやってよ。」