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第30章 彩香、経理課から商品開発部へ異動辞令が出ます！

そして、商品開発部に戻り、彩香のノートを

見ながら、商品開発部のデザイナー達を交えて

話し合いをした。勿論専務も同席した。

そして、少し休憩しようと言うことになり、

彩香が、みんなに珈琲を入れた。

専務が「カルチャースクールに

電話かけてかくれるかな？

午後８時に行くと伝えなさい。

我社の顧問弁護士が来てくれる事になってる。」

彩香は、ドールハウスの先生に電話をかけた。

カルチャースクールに展示している

自分のドールハウスを引き取りたいと伝えたら、

先生は、渋って『困るよ！困る！』を連発していた。

今日、午後８時頃にうかがうことを伝えて

電話を切った。

「専務？先生が、私のドールハウス

やっぱり持っていかれたら困るそうです。」