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第30章 彩香、経理課から商品開発部へ異動辞令が出ます！

「やっぱりな！ハハハ言った通りだろ？

大丈夫だよ、その為に弁護士を、連れて行くんだ。

向こうに分はない。

自分に才能が無いのに、

女性が多い業界なのに、男性で、

少しばかりイケメンでチヤホヤされたものだから、

作品作りに行き詰まってたじゃないのかな？

そこに入会してきた高梨さんが、

みるみる上達し、自分の代わりに作品を作らすのに

都合が良かったんじゃないかなぁ？

このまま通っていたら、

良いように使われバカを見るよ。

君の作品を生徒に見せるお手本に使ってる。

持って帰られると、そりゃあ困るよな？

君に、お給料を払ってるのなら

まだ分かるけど、君に自分の代わりをさせて、

自分は甘い汁を吸おうと思っているきがするな？

それはやはりダメでしょ？」