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僕は妹を 〜背徳のシミアト〜
第1章 ◆
 ちぐはぐな乳房は初々しく隆起し、細かく震えている。僕はそれめがけて、ダラリと唾液を垂らした。

「……は……気持ち悪……」

 彼女の顔がサァッと青ざめ、いきり勃っていた豆は、イボを携えた鉄のように縮み上がっていく。目は口ほどに物を言うとはよく言ったものだが、体も随分と達者なようだ。
 僕は鼻を鳴らし、大洪水を起こしている彼女の肉芽をつまみ上げた。

「あ……っ!?」
「おいおい、人のこと言えた義理かよ。 お前のここも相当だぜ?」

 胸ぐらを掴むように捻ると、彼女は、その中身が落ちてしまいそうなほど大きく目を見開き、頬に血色を取り戻していく。まったく、忙しいヤツだな。

「……悪く思うなよ、玲奈。いつも僕をバカにするお前が悪いんだ」

 妹のくせに生意気なんだよ。
 僕は彼女――玲奈のいやらしい乳首に歯を立てた。
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