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第35章 禁断の蜜～先生に貫かれて～

１年前ーーーーー


『申し訳ありませんでした！


以後確認を怠らず、


努力します』


深く頭を下げたあたしに、


相川Drは冷たかった。


『努力ねぇ。


具体的にどんな努力をすんの？』


細いフレームから覗く切れ長の瞳は怖く、


『あっ………ええと………、


オペ予定患者様のカルテの名前欄を確認し、


城田室長に確認して貰い………』


相川Drの靴は小刻みに床をパタパタ蹴っていた。


（このDr怖い～～～）


就職して１年半。


気が緩んでた。


軽いミスだったけど………



『………ったく。


そんなん今時小学生でもできんだろ。


バカじゃないの、君』


『………すみません………』


『まあいいよ、次ミスしたら覚えてて。


君は他にもミスしてるし』



『えっ！？？嘘、どれですか？？！』


あたしは青ざめた。