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第7章 petit　love　story

スーツのズボンを片手で器用に下ろし、



顔を出した岳自身はすでに天を向いて



血走っている。



（岳が入ってくる…………）




クチュッ………




「すっげー濡れてるよ……くくっ」



奥に当たってる。



「だって………久しぶりなん……だも…あんっ」



岳は我慢できないとばかりに腰を振り始めた。



愛梨も今日は強く貫かれたい。



むちゃくちゃにされたかった。



パンパンパンパン！！



愛梨は突き上げられながら、



繋がった場所から全身に広がる快感を



味わう。



「くっ………すっげー締めてくるじゃん」



「気持ちいいんだもっ………ああ！！」



堪らず岳の背中にしがみつく。



自分はほぼハダカで岳はスーツをはだけて。



犯されてるみたい。




しかも玄関先…………あっ！




「あ……鍵！鍵しなきゃ……ああん！」




岳は動きを止めて離れ「あ、ヤバい忘れてた



！」




鍵を閉めた。




その姿が滑稽で、




愛梨は込み上げてくる愛しさに



思わず笑っちゃったのだった……………


























〈おわり〉