この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あんなこんなエロ短編集
第1章 夏のはじまり
ーーーーーー二ヶ月前、四月のこと。



「あれ?開いてる」



放課後、係の用事で一人残っていた私は学校



プールの囲いの中に入った。



いつもしっかり施錠してあるのに、



その日はプールサイドの金網にある鍵が開い



ていて何気なく押した入り口が開いて



びっくりした。



もう辺りは暗くなっており静かで、



少し怖い。



係の用事が長引き、疲れていたからちょっとぶ



らついてみたんだ。



せっかく深瀬と帰ろうとしてたのに



深瀬は友達に呼ばれて謝りながら駆けて



っちゃった。



パシャッ、パシャッ、パシャッ……………。



「へ??なんで?四月だよ?」



水の音がする。



私はプールサイドに立った。



(誰か泳いでる………?



違反じゃないの?



あ、水泳部とか?)



私はそーっとプールサイドに行き水側に向か



って屈んだ。



パシャッ………………!!



飛沫が飛び、



水の中から飛び出た人の腕が私の足首を掴んだ。


尻もちをついてしまった。



「ぎゃあああっ」



瞬間、ぬるっともべちゃっとも違う感触が気持ちよく



纏わり付く。



足首から快感がカラダじゅうを駆け巡った。




濡れる靴下。



「………っぷは!   



あれ?えーと……3-Dの橋本奈那か?」



「…なぁ~んだぁ…



数学教師だ………



何で泳いでんの??水泳部顧問じゃないよね?」



驚きのあまり、



ぞんざいに私は言った。




今年からうちの学校にきた、数学教師だ。



先生の中では一番若いって言ってたっけ。



数学教師は悪びれもせずニッカリ笑い、



「ナイショな!



元水泳部なんだわ。



鈍ってきたから泳ぎたくてさ。



この学校、プール設備しっかりしてるもんなぁ」



先生からぽたぼた落ちる雫。



数学教師はニコニコ笑いながら、



私を見る。




「…………失礼します!」



「あっ………おい!



ナイショなー!」



背中に届く声。














/450ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ