この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あんなこんなエロ短編集
第12章 カノジョのカレ
ーーーーー「ホントだ。


何の香り?薄荷みたいなすっきり感」



「それは……薄荷だね。


書いてあるわココに」



「色んなコーヒーがあるんだね」



ラブホの一室………じゃない、



ラブホの建物内にある葉の自宅。



またコーヒーを飲んでいる。



「あなたって兄弟いないの?」



まりえは尋ねた。


「いないよ。一人。


そっちは?……いなさそうだよね」



「うん、いない。


両親は共働きで忙しいし、


家では一人でいることが多いわ」



「暇じゃない?」



「本があるから」



「本?読むの?」



「うん。小説が好きなの」



「へぇ。デジタルじゃないほう?」



「そう、古くなってところどころ破れてるようなのが



一番すき」



「話題の『ヤナセ考古学室の気軽な



殺人』は読んだ?」



「!あなたも読むの?」



「20分くらいで読んだな。


ありきたりな設定の割に登場人物に癖が強くて、


ちょっとよかった」



「そう!助手の深山(みやま)くんとか(笑)」



何だろう。



楽しい。



ただ、コーヒーを飲んで雑談してるだけなのに。



まりえは葉のピンク色の唇を見た。



胃がカッと熱くなる。



ーーーーー柔らかい感触………



/450ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ