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穢された愛と正義の魔法少女たちの完全敗北……日記。
第3章 個人撮影会
『アリサ視点』

「先ほどは、助けていただき、ありがとうございます」

 ハンサムで誠実そうな顔と、精力が強そうなガッシリしたカラダつきの男性に向かって、私は正座をして、控えめに丁寧にお辞儀をする。
  
「アナタが私を買ってくださいましたプレイヤーですか? 
 お名前うかがってよろしいでしょうか」

「飯田 正輝だ」

 あのギラギラした眼が素敵だわ。
 何に対しても前向きに捉え、人生に対して前進し続けている最中であるという証ですもの。

 夢に向かって頑張っている人なのねぇ……ステキだわ。

 胸のときめきを感じていたわ。

「飯田 正輝様ですね……ポッ……♥♥♥
 お買い上げ ありがとうございます。
 で、私は……何をすればいいのでしょうか?
 何か、リクエストはありますか」

 彼は怜悧な目を細めて

「なら、写真を撮らせてもらってもいいかな」

「そ、そんなことでいいんですか?」

「個人撮影会っていうものを一度やってみたかったんだよねぇ」 

「ああ、そういうですか」

「じゃあ、撮るね」

 頼りがいを感じさせる逞しい男性は、ズボンのポケットからスマホを取り出し。

 レンズを向けてきたわ。

「キレイに撮ってくださいね」

 ベッドの上で男の子が喜びそうなセクシーポーズをいくつか取ると!?

 乳房、お腹、腰などに無遠慮な視線を投げかけてくきたわぁ。

 でもぜんぜん……嫌じゃなかったわ……。

 むしろ心地いいぐらいだわ……胸がキュンキュンしちゃうぐらいね……。

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