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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第52章 ホテルでの痴態
鴨志田は酔ったフリをして、最大の武器である大きな胸を沢渡に押し付けるような形で、肩にもたれかかった。

「ごめんなさい、沢渡さん…私ホントにお酒に弱くて…でもこうして沢渡さんとお話しするにはこういう場所がいいと思って…」

沢渡は腕に鴨志田の胸の感触で刺激され、いつしか股間がムクムクと膨れ上がった。

(この女、オレを誘ってるのか?)

猜疑心の強い沢渡は、理性で何とか抑えようとしたが、狭いソファーでピッタリと身体を寄せ合い、胸を何度も押し付けてくる鴨志田の肉体に男としての本能が徐々に露になってきた。

(これはヤレそうだな…)

しばらく妻との夫婦生活も無く、ご無沙汰だった下半身が充血し、理性より本能が上回った。

「鴨志田さん、大丈夫ですか?こんなとこでフラフラになると店に迷惑がかかってしまう。
少し外の空気を吸って酔い醒ましにここを出ましょう」

「あぁ~、はい、そうですね…すいませ~ん、ホントに」
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