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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第109章 母親譲りのテクニック
やや自虐的に笑いながらオーナーは社会人時代の話をオレにしてくれた。

「これでもアームレスリングの大会では、結構いいとこまで勝ち進んだのよ。ほら、まだここに筋肉があるでしょ?」

オーナーは力こぶを作って見せた。
すげえ、改めて見ると、腕の太さと筋肉がカチカチだ。

「ほら、筋肉はいいから、ちゃんとオッパイ吸って!でもね、このままでいいのかなぁって色々と考え出してね」

…乳首を吸いながら話を聞いて、質問するのって難しいな。

「何がきっかけでニューハーフになったんですか?」

しかし、こんな華奢でメリハリのある美しいボディラインが昔はガチガチのマッチョだなんて誰が聞いても信じないだろうな。

「就職して10年ぐらい経った頃に、同僚と一緒に入ったスナックに偶然、千尋ちゃんがホステスになっててね。【千尋ちゃん!】て言ったら、彼女も私の事覚えてくれて嬉しかったなぁ…それからずっとそのスナックに通ってたのよ」

確か母親はオレが小さい頃、水商売やってたみたいだからな。
オレは夜間の託児所に預けられてたからその頃に母親と会ったのだろう。

「そうそう、私、亮輔くんが小さい時に何度か会ってるのよ、多分覚えてないだろうなぁ」

…マジで?そりゃ何人かの客にお小遣い貰ったり、ご馳走して貰った記憶はあるけど…
そのうちの1人がオーナーだったとは。

「確か亮輔くんが幼稚園ぐらいの頃かな。千尋ちゃん離婚して1人で亮輔くん育てて大変だったから、よく遊び相手になってたんだけど、覚えてる?」

幼稚園の頃を思い出してみた。
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