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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第24章 本当の出生

何だ?この展開は?オレは事態がよく飲み込めなかった。

「も、申し訳ありません、もう2度と来るつもりはなかったのですが…」

2度と?母親と鴨志田は以前会ったことがあるのか?

「どういう事だ、オフクロ!先生と前に会ったことがあるのか?」

そして母親はいつものようにソファーにふんぞり反り、タバコに火を点けた。

「亮輔、何でこの女をここに連れてきてって言ったかわかる?」

「千尋さん、お願いです!借金の事は自分で何とかします、だからもうそれ以上は…」

しかし母親は話を止めなかった。

「鴨志田紗栄子、いや広瀬紗栄子さん、その節はウチの主人が色々と世話になったわね。いや、世話をしたのはこっちだったかしら」

一体何の話をしてるんだ。オレにはさっぱり解らない。しかも鴨志田は以前他の名字だったとは。

「亮輔、初めて話すことだけど…」

「お願いです!それだけは言わないで下さい!」

鴨志田が血相を変えて土下座した。

一体この二人にどんな過去があるというんだ?

「オレには何が何だかさっぱりわからねえ、これは一体何なんだ!先生、何でオフクロに土下座してんだよ!」

「フフっオフクロ?そのオフクロさんが土下座してるのよ」

…何だって!母親は今ふんぞり反って偉そうにタバコを吸ってるじゃないか。

鴨志田は土下座をして今にも泣き出しそうな顔をしている。

「先生…まさか先生はオレの…?」

「そう言うこと、亮輔、あなたのホントの母親はこの女よ!」

一瞬目の前が真っ暗になった。
何で鴨志田がオレの母親なんだ?

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