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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第26章 人を狂わす金の魔力
母親の高笑いが部屋中に響いた。

鴨志田は全裸のままその札束をクシャっと握るように掴み、服を着て部屋を出た。

オレは先程のセックスで汗だくになりながらも全裸でその様子を見ているだけだった。

「亮輔、もうあの女とは手を切りなさい。やっぱりあなたの母親はこのワタシ…そうあなたを育てたワタシこそがあなたの母親なの」

母親はオレを抱き寄せ、片方の乳房を出し
「ほら、赤ちゃんみたいにオッパイ吸って…」
と顔に押し当てた。

この時、オレは思った。性欲処理として散々利用されながらそれに逆らわなかったのは、オレの性欲が強すぎたからなのだと。
だからいつも言いなりに裸になり、肉棒を咥えられ、この快感に浸っていたいからだと。

そしてこんな事を続ければいずれ何かのトラブルに巻き込まれるはずだと。

オレは母親の乳房を吸いながら、コイツらから逃げようと思った。





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