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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第169章 まず1人を始末
圧縮機の音がして辺りは油の匂いで充満している。

【バキバキ、ガシャ】

車が両サイドのプレス機に押し潰され壊れる音が響く。

そして両サイドのプレス機が手を合わせるが如く、車を押し潰し、あっという間に四角い塊となった。

「見ろよ、こうなったら骨も形も残らない。なぁ、あの小屋で楽しもうぜ」

車を処分した後、誰もいない干からびた物が散乱している、すえた匂いの中、二人は互いの性器を舐め合い、何度も結合した。

「あぁ~、いく、いく~っ!」

辺りが畑で誰も通らないので思いっきり声を上げる事ができる。

二人は獣のように絶叫し、断末魔のような雄叫びを上げ、絶頂を迎えた。

「ナツ、気持ちよかったな…」

「わ、私も、はぁ…はぁ…」

互いに古く朽ち果てた小屋で二人は交わり合った。

横には四角にスクラップにされた車と共に弁護士の砕け散った身体が。

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