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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第182章 殺人鬼としての覚醒
達也とソンヒョクは地下室で寝食を共にするようになり、1年程経過した。

最初のうちは、ソンヒョクのこなすトレーニングやスパーリングに付いていけず、ボロボロにされまくった。

しかし飲み込みの早い達也はあっという間に上達し、ソンヒョクにも劣らない程の殺しのスキルを身につけた。

ソンヒョクは銃を使わない。
以前に何故、銃を使わないのか?と達也は聞いたことがあるが、ソンヒョクの答えは

「達也、格闘技って元々は何のためにあるのか知ってるか?武道だなんだと言ってるが、本来は素手で人を殺める術、それが格闘技だ、空手だって試合には使えないような裏技がいっぱいあるだろ?あれだって相手が刃物を持った時、銃を構えた時に対抗すべく、禁じ手というのがかならずあるんだ。
これはソンセンの教えでもあるんだが、【武器は己の肉体と体術のみ】って口酸っぱく言われたせいもあるのかな」

「でも銃は使わないけど、刃物は使ってるじゃねえか」

「…そりゃな、剣道や居合い抜きみたいなのもあるだろ?忍者だってカンフーだって暗器使って仕留めるだろ?それと比べると銃は的を絞って構えて撃つまでどれだけの時間を要する?
プロのスナイパーならともかく、1度や2度銃を使ったぐらいのヤツなんかより、鍛え抜かれたこの身体と格闘術があれば十分だ。
それに撃った後、どうやって遺体を始末する?意外と面倒なんだよ、銃ってのは」

ソンヒョクにはソンヒョクなりのこだわりの殺り方がある。

達也はと言えば、殺すのに素手も凶器も関係ねえ、ただ一方的になぶり殺す、それだけだ!

達也もソンヒョクと仕事をするようになって、何人もの人間を闇に葬った。

だが、達也の殺り方はあまりにも猟奇的過ぎる。

前回はターゲットを暗い夜道に追い込み、安全靴の爪先で喉仏を蹴った。
それだけで、相手は気道が塞がり、死に至る。
だが、達也はその後も動かなくなった相手に鋲の付いたオープンフィンガーグローブで滅多打ちした。

そして踵からナイフを取り出し、手足をスパッと切断した。

「バカヤロー、オレたちの仕事は殺すだけだ!ここまでイカれた殺り方したら、後ろに手が回ってしまうぞ!」

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