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囚われの城
第1章 プロローグ

それから毎日のように、男が家に来た。

2人で来たり、3人で来たり。

まるで、母親と瑠菜を監視しているかのようだった。


そして4月になった。

その日、母親は瑠菜に新しい服を着せた。

真っ白なワンピースに、桜色のカーディガン。

新しい靴に、きれいに結った髪。


「ママ、ありがとう」

「かわいいよ、瑠菜」

「ママもかわいい」

「……ありがとう」


二人で家を出た。

電車を乗り継いで、バスに乗って。

黒いベンツが待っていて、それに乗り込んだ。

母親の手は震えていた。


「いい、瑠菜。なにがあっても、笑っているのよ」

「え?……うん」


ベンツが向かったのは、とあるビルの地下だった。

入り口にはスーツの男が立っていた。

卒業式の日に会った男だった。


「いい判断です」

「……」


母親は男を睨み付け、その横を素通りした。

階段をしばらく降りると、重々しい扉が現れた。

そこを開けると、部屋の真ん中に若い男が立っていた。

母親はその男に近付き、瑠菜を差し出す。


「名前は?言えるかい?」


男は優しく瑠菜に話しかける。

それに安心したのか、瑠菜は笑顔になった。


「瑠菜です。12歳です」

「瑠菜ちゃんは、彼氏がいるのかな?」

「え?い、いないです」

「そう。じゃあ、お母さんに暴力をふるわれたことは?」

「ありません」


母親は震えながら立つばかり。

瑠菜はなんなのか理解できないまま、男の質問に答えていった。


「じゃあ瑠菜ちゃん。服、脱いでくれるかな?」

「え?服、ですか……?」

「それから、俺に逆らわないほうがいいからね。言うことを聞いてくれれば、なにもしないからね」


怖くなった瑠菜は、言われた通りにワンピースを脱ぎ、下着姿になった。


「いい子だ。下着も外して」

「……はい」


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