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囚われの城
第9章 変化する気持ち


「る、瑠菜ちゃんいる?!」


瑠菜がいる梅の間に飛び込んできたのは、龍。

瑠菜はベッドの上で飛び上がった。

龍は瑠菜の姿を確認すると駆け寄り、あぁよかったとため息を吐いた。


「体は大丈夫?」

「え?だ、大丈夫です…」

「そう…ちょっと来てくれる?」

「はい」


龍に手を引かれ、向かったのは龍の部屋。

瑠菜はベッドに座らされ、目の前に龍がしゃがむ。


「瑠菜ちゃんの姿が見えないと思って探してたんだ。何があったの?」

「……」


龍さん、何があったか知らなかったんだ…。

探してくれたことに少し喜びは感じたが、瑠菜の下腹部がきゅんとなった。


「日向さんと…」

「…日向?」

「はい…ご主人様の方針で、一日、日向さんとご一緒していました」


龍の顔が強張る。

瑠菜はハッキリ「日向に処女を捧げ一晩抱かれ続けた」とは言えなかった。

しかし、龍は察知した。


「酷いことされなかった?」

「はい…」

「…日向にはもう近付いちゃダメだよ」


龍は瑠菜の頭を撫で、優しい声でそう言った。

温かい手のひら。

その手は髪を撫で、瑠菜の頬に触れる。

瑠菜の心臓がドクドクと鳴る。


あたし、変だ。

昨日、日向さんとあんなことをたくさんしたせいで…。

どこか期待してしまう自分がいる。


「でもよかった、無事で…」


龍は瑠菜をぎゅっと抱きしめる。

自分の心臓の鼓動が龍にバレてしまいそうで、瑠菜は体を硬直させる。


バンッ!!


その時、龍の部屋のドアが勢い良く開いた。

鬼のような形相で立っていたのは、主、黎明。

龍はゆっくり瑠菜から離れる。


「瑠菜、ちょっと来い」

「はい…」


瑠菜はそっと立ち上がり、早足で進む黎明の後ろを付いていく。

階段を降り、正面玄関のほうへ向かう。

もしかして、畜の間か拷の間に連れていかれるんじゃ…。

そんな不安もあったが、黎明が向かったのは黎明の部屋だった。



「日向にオンナにしてもらったんだろ?」


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