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優しいヒトに虐められてます。
第4章 始まる快楽と恥
二日後、呼び出されたハルが事務所を訪れると
先日とは内装が一部変わっていた。

部屋の中央にスペースが取られ
そこに寝台が置かれていた。

傍には椅子といくつか机が置かれ
机の上には
奥の部屋へコードが続く機械が数台と
タオルが重ねられていた。

「二日ぶりかな」

玄関で靴を脱いだハルのもとへ
大津川が歩み寄ってくる。

「メールでも言っておいたけど、時間は大丈夫?」
「はい、今日の講義は午前中だけなので」

「うん、じゃあさっそくだけど
先にお手洗いを済ませてから
ついでにこれを付けてきて」

大津川が渡してきたのは
三つの新品のパックだった。

中身はピンク色のカプセルだった。
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