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優しいヒトに虐められてます。
第17章 恋人
彼とまごうことなき本物の恋人になって数か月。
彼の事務所――ではなく自宅に呼び出されたハルは
玄関を開けるなり辟易した。

何やら大掛かりな装置が寝台の傍に整えられている。
「えっ、何この物騒な機械」
「何って。言ってあるでしょ。
VRを改造して暗示をかける装置を開発したって。
催眠状態になればより快感を快感にできるから」

もう、ハルの腕にバングルはない。
しかし、彼の卑猥な玩具開発癖はむしろ
悪化の一途をたどっている。

「それは何?」
ハルは手前の机に置かれた棒状のものを指さした。
「ああ、これは亀さん先輩4号」

また番号が一個飛んでる……
っていうか暗示をかけて催眠状態にする上に
そんな……危険なアイテムまで使うの……?

それって……や、やばすぎないかな、でへへ……

ハルはよだれが垂れそうになった口元を手で拭い
渋々といった面構えで寝台に横になる。

「それじゃいきまーす」
彼がヘッドマウントディスプレイを被せてくる。

もうアソコが濡れて、楽しみで仕方がなかった。

あぁ……ドキドキする……



ふふふ。





『優しいヒトに虐められてます。』完
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