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堕とされる
第2章 屈服
「…触ってくれ…」

耳を済まさなければ聞こえない程の小さな呟き。
それでもこの短いセリフを口にするのに、どれだけ屈辱感を抱いた事か。


「ん?なんだって?」

聞こえているのが、口元の笑みでわかる。
しかし聞こえないフリをするなど、ゲスの極みとしか思えない!


「っ…触ってくれ…」

今度こそ聞こえなかったでは済まされない声音。

「どこを?」

知ってて言わせる鬼畜の所業。
本当にこいつはオフィスで頼りになる横山さんなんだろうか。
実は双子だった、なんてオチの方が納得がいく。


「どこを触って欲しいんだ?」

ニタニタといやらしい笑み、憎たらしいにも程がある。


「分かってる癖に言わせないでくれ!」

「いや、わからないな」

「嘘をつけっ…ふざけんな馬鹿野郎!!」

「口の利き方には気をつけろよ」

「いっっってぇ…」

摘んでいた乳首を爪で思い切り捻られて激痛が走る。


「お前はあくまで“触って貰う”立場なんだ。キチンとお願いするのが筋だろう?」

「わかりました!だから爪を立てないで下さい!!」

ギリギリと爪で捻られると、本気で乳首が取れるんじゃないかと思える程痛い。


「だったらキチンと俺に頼むんだ。どこを触って欲しいんだ?」

「ぐぅ…アソコを触って下さい…」

乳首の痛みから早く逃れたい、その一心で頼み込んだのだが。

「アソコってどこだよ?ちゃんと言えよ」

無慈悲な言葉が返ってくる。
腹をくくるしかなかった。
本気で乳首がどうにかなってしまいそうだったからだ。


「チ…チンポを…触って下さい…」

「やっと素直に言えたな」

乳首の苦痛は無くなったものの、子供のようにヨシヨシと頭を撫でられて怒りがこみ上げる。
バカにするのもいい加減にして欲しい。


「お前が“どうしても”チンポを触って欲しいみたいだから、仕方なしに触ってやるか」

恩着せがましいそのセリフに、一気に頭に血がのぼる。
拘束さえなければ、誰も男になんか頼まなかったのに!!
しかし再び機嫌を損ねさせて、乳首を爪で抉られちゃたまらない。
怒りの言葉をグッと飲み込んだ。


ベルトを外しスラックスのチャックを下ろされる。
何が悲しくて男にこんな事されなきゃならないのか。
会社の上司にチンポを見られる恥ずかしさと屈辱は計り知れない。


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