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第9章 カルーアミルクの女

　〜暫し、原田真由子　妄想劇場〜

　
　「先生のイメージは〜」

　「イメージは？」

　「ウフ♡なになに真由ちゃん」


　「例えばぁ〜 新人どＭ女を就業時間内にわざわざ屋上に呼び出して、時間を気にさせ、誰かが来るかもしれないドキドキプレイとかして嬉しんじゃいそう〜」

　「イヤ～ン真由ちゃん、それ私がドキドキしちゃう～♡」

　「誰かが来るかもしれないドキドキプレイですか？」


『さっき、俺の顔見てただろう』なんて冷ややかな口調で言いのぉ〜

　「いいのぉ〜」
　
　メロンちゃんが合いの手で盛り上げます。


『えっ、そんな……でも、最近、神木さん冷たいから……』

『仕事はまだまだの癖に、コッチの方は人一倍欲しがるの？』

『そんな……私はそんな意味じゃあ……』

『素直になれない女は好きじゃないね』

『……神木さん』

　ウルウルしてるどＭ女に冷たい眼差しを向け、『早くしろよ』とスラックスのベルトを緩める…