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第6章 幸せの足音
朝日が射しこんで

眩しさで目を覚ました





オレの腕の中には

人形みたいな顔で眠るアイルがいた






すっぽりと…オレの腕に収まるアイル





カワイイ・・・










『ぅ・・・ん…』




アイルが目を覚ました





昨日泣きじゃくったせいか
少し腫れた目をこすると
オレを見てパチリと目を開く







『あ・・・。…ぇっ…?』







『・・・』






『~~~~~!!!』








何やらアイルは少し混乱しているようだ





…そりゃそうか…





一人暮らしの女の子の家に



泊まり込んでしまったのだから









・・・アイルが顔を赤くする。
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