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第8章 迫る悪夢
『こわかったろ…。無事で良かった』




アイルの手を少し強く握って歩く







『ん、ぅん…なんか一瞬でよくわかんなくて…

…え?…ねぇリョウキ…こっちは…』








『ん…。オレん家行くの

今日うちに泊まれ』








『ぇっ?…なんで…そんな』






『念のため。先に言っとくけど

しばらく、うちから仕事も行けよ?』






ソウタさんとの話で
しばらくオレの家に


オレが遅くなる日は
ソウタさんの家に帰らせて


アイルを自宅に一人にさせるのを
避けることにしたのだ







『そんなぁ…。わるいよ

第一・・・チョット大げさじゃない?

ソウタさんも… … …』






『念のためだって言ってるだろ?

何もなきゃ…それが一番なんだから』






『う…ん…』







そう…何かあってからでは遅い




オレはソウタさんの判断は
懸命だと改めて思った



すまなそうに…
納得いかなそうにしてるアイルを

コンビニに入れて
夕飯や必要な物を選んでくるように言う





オレは外で
ザワついた気持ちを落ち着けるように
タバコをふかした





オレの家に帰り

夕飯は出来合いで済ませる






『明日…休みだよな確か?

昼のうちに着替えとか持ってこいよ?』




『…ねぇ。やっぱ

ちょっとオーバーだよ…こんな』






『・・・』



『リョウキもソウタさんも忙しいのに…

なんでもないことで迷惑かけたくないよ…

私だって大人だよ?…二人してそんな…』








不満げに、すまなそうに、アイルが言う





『~…そう思うんなら…
言うこと聞いてくれ

何度も言うけど、念のためだ

何事もなきゃそれでいいから。な?』





『~~…』










『返事は?』






『……はい』
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