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第8章 迫る悪夢
店も病院も既に閉まっている

オレは裏手のソウタさん宅側から入る





『アイル?』





『リョウキ・・・ごめんね

なんか、こんな大ごとに…』







少しだけホッとする




元気…と言うのも変だが



泣いてたり怯えてたりしないかと
心配だったから
ひとまずは胸を撫で下ろす



アイルは特に変わらずだった






『わるいなリョウキ

それじゃ あと頼んだぞ』




『はい。ソウタさんも お気をつけて』




ソウタさんは仕事へ
オレとアイルは帰り道へと進んだ













『リョウキ…ごめんなさい

仕事で疲れた帰りに…こんな』







『気にするなって…

それより大丈夫か?

ケガは?』





『大丈夫。チョットすりむいただけ。平気だよ』






腕の絆創膏を見せながら



〃元気だよ〃とアピールするように


少し笑うアイル

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