この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Best name
第8章 迫る悪夢
リビングへ行くと…


?…


いいニオイ…?



『あ、おはよう…』

『おはよ…』



少し寝癖ののこる髪のアイルの姿をとらえる




『ごめん。お台所…勝手にかりちゃった』

『あ…あぁ』





あったかい朝食が並んでる

いいニオイの正体




『昨日、一緒に材料も買ったの

冷めないうちに』



『うん…いただきます』




向かい合って一緒に朝食をとる




『外…出るなら昼間にしろよ?
カギ・・・置いてくから』


『あ、うん…』



『仕事終わったら すぐ帰るから』

『うん…』





なんだ…コレは




コレってまるで







新婚サンごっこみてーじゃねーかっ!






勝手に一人赤面して朝食をとる






~~そして…どこにやったっけな?

探しモノが…みつからない…



ダメだ

~もう仕事行かないと




『リョウキ…』

『ん~?』



『ぁの…』


アイルが手に何かもってる

これまた顔を赤くして




『それ…弁当?オレに…?』

『いや…外で…食べるよねっ…』



慌ててアイルが後ろにそれを隠す


『……』



『材料いっぱいあったからつい…ごめん』

『いただく。サンキュ』



『~~…』

『じゃ、行ってくる』




『いってらっしゃい…』



新婚生活みたいなシチュエーションに
赤面するのを誤魔化して出勤する



同僚やOLに茶化されるのは承知で
昼に弁当を広げた



出来合いのものなんて
ひとつも入っていない弁当


アイル…朝はニガテなのに
一体何時に起きて…


なんて、アイルのコトばかり考えていた


一体なんでこうなったのか

と経緯を忘れそうなくらい






早く…帰ろう



アイルが待ってる














『お帰りなさい…』

『…ただいま』



アイルは夕飯を作って待っていてくれた


昼間に取りに行ったであろう
着替えやらの入ったバックが増えていた


二人で夕食をとる


相変わらずバランス、彩りの良いメニュー


この暑い時期だと言うのに
何とも食欲をそそる


大根おろしののったハンバーグは

最高にうまくて

暑さの疲れを癒してくれた




アイルは素朴な料理や

いわゆる家庭の味のような料理が

最高に上手だ
/986ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ