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Best name
第11章 明日への勇気
オレはアイルの近く
ベッドに頬杖をついて
アイルを見つめる
『なぁ、アイル?もしもだぞ…
裁判とかになったら…
アイルが辛かったら
やめたって良いんだからな?
アイルに…辛いこと
…無茶はしてほしくないんだ』
この時のオレは…
アイルが笑っていられるのなら
裁判も何も放り出したってイイ…とさえ
勝手に思っていた
4年前の事を
女の刑事に話した時のオレはもういなく…
アイルの笑顔…これからの未来
そして
アイルの気持ちを一番に守りたい
今度こそ
オレが守るんだ・・・って…思っていた
『うん…。でも…逃げないよ
もう…決めたの
苦しい事から逃げない
リョウキに助けてもらった命…
絶対に投げ出さない』
『ふふっ…かなわないな。アイルには』
本当に…かないそうにない
どこか憑き物がおちたように
沢山話をするアイルの顔は
とても穏やかで
オレの心をスーっと安心させてくれた
『リョウキ・・・は?』
『うん…?』
『…リョウキ…は
そばに・・・いてくれる?…』
『~…ったり前だろ…。そんなモン』
『……ありがとう
ぁー・・・早く
ウチにかえりたいな…』
〃うち〃・・・って…
どっちのだ…?
なんて どさくさで思った
隣で…一緒にのりこえるよ、アイル
『…すぐ退院できるさ』
『うん。リョウキ…その手じゃ大変
早く退院して…リョウキを手伝いたい』
アイルがオレの右手を見て言う
『~んな時に…
人の心配するんじゃねーよ…っ』
思わずドキッとして、そっぽ向く
くるっと見返すと…アイルと目が合って
…お互いに
唇を近づけそうに・・・なる
コンコン!…ガララ~~
『アイル~~ン?!
ア~イルンルンル~~~ン♪!!!』
『『・・・?!』』
〃な・・・にぃ~~?!;〃
(汗)
アニメのワンシーンみたいに
オレのアタマが
カックン…とズッコケた
・・・・・・あいるん?
病室の入口に立っていたのは
マナさんだった
ベッドに頬杖をついて
アイルを見つめる
『なぁ、アイル?もしもだぞ…
裁判とかになったら…
アイルが辛かったら
やめたって良いんだからな?
アイルに…辛いこと
…無茶はしてほしくないんだ』
この時のオレは…
アイルが笑っていられるのなら
裁判も何も放り出したってイイ…とさえ
勝手に思っていた
4年前の事を
女の刑事に話した時のオレはもういなく…
アイルの笑顔…これからの未来
そして
アイルの気持ちを一番に守りたい
今度こそ
オレが守るんだ・・・って…思っていた
『うん…。でも…逃げないよ
もう…決めたの
苦しい事から逃げない
リョウキに助けてもらった命…
絶対に投げ出さない』
『ふふっ…かなわないな。アイルには』
本当に…かないそうにない
どこか憑き物がおちたように
沢山話をするアイルの顔は
とても穏やかで
オレの心をスーっと安心させてくれた
『リョウキ・・・は?』
『うん…?』
『…リョウキ…は
そばに・・・いてくれる?…』
『~…ったり前だろ…。そんなモン』
『……ありがとう
ぁー・・・早く
ウチにかえりたいな…』
〃うち〃・・・って…
どっちのだ…?
なんて どさくさで思った
隣で…一緒にのりこえるよ、アイル
『…すぐ退院できるさ』
『うん。リョウキ…その手じゃ大変
早く退院して…リョウキを手伝いたい』
アイルがオレの右手を見て言う
『~んな時に…
人の心配するんじゃねーよ…っ』
思わずドキッとして、そっぽ向く
くるっと見返すと…アイルと目が合って
…お互いに
唇を近づけそうに・・・なる
コンコン!…ガララ~~
『アイル~~ン?!
ア~イルンルンル~~~ン♪!!!』
『『・・・?!』』
〃な・・・にぃ~~?!;〃
(汗)
アニメのワンシーンみたいに
オレのアタマが
カックン…とズッコケた
・・・・・・あいるん?
病室の入口に立っていたのは
マナさんだった